2013年4月4日木曜日

何らかのマメ科植物

明日香へゆく。曇っていたのは残念だが、春は仕上がりつつある。

菜の花に蔓からませて何らかのマメ科植物がのびてゐる
落ちてゐる椿ついてゐるつばき鮮やかな色といふほどもなく
散りかかる椿やまぶき咲き初むる於美阿志神社の境内の春
明転するひかりの海にくるまれてなのはなの色は視認できない

2 件のコメント :

  1. 散りかかる椿やまぶき咲き初むる於美阿志神社の境内の春
     (「境内の春」は、やや単調ですが、「於美阿志神社」の発音を意識させて、明日香地方の地域性を存分に表現されているのではないでしょうか。
    あとの三首は、やや、読みづらい点があります。四首目の「明転」「視認」は、私には、短歌らしくないような気がします。

    明日香へは、何度か行って、気に入りました。
    長女の名前を「明日香」と名づけました。もう二人の子持ちです。

    あなた様が、京都近辺を逍遥されているご様子、目に浮かぶようです。

    ますますのご活躍を祈ります。/E

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  2. 「境内の春」は本当に単調ですよね。ちょっと他になくて甘えた感じです。

    ちょっとこれからは鉄也さんには読みづらい短歌が増えてしまうかもしれません。

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