欠落のない完全な椿というものを見たことがない。
乾いた色をしてゐるつばき冷えきつた花弁にゆびをすべらせてゆく
欠落のない完全な椿というものを見たことがない。 (読点を打っているから、詞書きなのか、口語短歌のような気もする。いい言葉ですね)乾いた色をしてゐるつばき冷えきつた花弁にゆびをすべらせてゆく (濃厚な官能を感じる歌です。良し悪しは別として、なんとも云いがたい人の臭いのする歌です) 私も、椿が好きで、何十鉢の椿を庭に置いています。 さらに、庭木の多くは椿と山茶花です。 花の咲く前や、元気に成長するときが楽しみです。 赤い椿白い椿と落ちにけり 河東碧梧桐 ご自愛のほど祈ります。/E
鉄也さんも椿系の植物が好きなんですね。椿にはなにか奥深い魅力がある気がします。碧梧桐のその句は俳句史の中でも相当なインパクトを誇る作品ですね。やや表層的で椿の本質に踏み込めていないような気もしますが。
欠落のない完全な椿というものを見たことがない。
返信削除(読点を打っているから、詞書きなのか、口語短歌のような気もする。いい言葉ですね)
乾いた色をしてゐるつばき冷えきつた花弁にゆびをすべらせてゆく
(濃厚な官能を感じる歌です。良し悪しは別として、なんとも云いがたい人の臭いのする歌です)
私も、椿が好きで、何十鉢の椿を庭に置いています。
さらに、庭木の多くは椿と山茶花です。
花の咲く前や、元気に成長するときが楽しみです。
赤い椿白い椿と落ちにけり 河東碧梧桐
ご自愛のほど祈ります。/E
鉄也さんも椿系の植物が好きなんですね。椿にはなにか奥深い魅力がある気がします。
返信削除碧梧桐のその句は俳句史の中でも相当なインパクトを誇る作品ですね。やや表層的で椿の本質に踏み込めていないような気もしますが。